皆さんこんにちは!せろです。
今回ポケモン剣盾シーズン14において、最終135位最終レート2016を達成したのでその内容について書かせて頂きます。
最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
レンタルパーティーも公開してますので良かったら使ってください!
(環境変わるので多分使う人はいない)
結果
TN:Lara23(23は二乗とかに使われているちっちゃいやつ)
勝敗:150勝104敗
最終順位:135位
最終レート:2016
使用構築
シーズン14の感想
シーズン14は前2シーズンと同じ冠の雪原解禁ポケモンありのルールでしたが、個人的にはとても辛い環境でした。3シーズン連続で環境がサンダーvsサンダーメタだった事により、リザードンがなかなか活躍させれず歯痒かったです(活躍されられた方も居たかもしれません)。サンダー自体にリザードンが弱いのに、サンダー対策のウツロイドバンギラス等のダイロッカー達に総じてリザードンが弱いのは辛すぎました。前の2シーズンはなんとかリザードンを活躍させる方法が無いか探っていましたが、迷走しまくって結果が出せませんでした。辛い。辛いしか言ってない!笑
構築経緯
自分自身がこの環境でリザードンを使いこなせていないという事実を受け止めて、S4~9までリザードンと一緒に構築に組み込んでいたラプラスを軸として組むことにしました。ですが、ラプラスもそこまで最強ポケモンというわけではないので、今の環境で活躍させるためにはどうしたら良いかを色々と考察しました。ラプミミノラゴン等が有名ですが、その場合のラプラスは基本初手ダイマします。ラプラスが初手ダイマした時に相手にやられたら嫌なムーブを以下にまとめましたのでご覧下さい。
~ここが辛いよ初手ダイマラプラス!~
①襷ウーラオスや襷エスバに大幅に削られた上にダイマターンを2ターン消費
②HDポリ2やラキハピ等の特殊耐久お化けを後投げされる
③初手がサンダーだったので弱保で切り返そうとしたらかいでんぱされた
④ゴリランダーやパッチラゴン等ダイマラプラスを一撃で倒せる奴が初手にきた
他にも初手から身代わりされたりとかラグラージにミラコされたりとかありますが、相手の技が分からない以上その辺は立ち回りプランの変更で対応するしかないです。
ラプラスはダイマ時の対面性能が凄まじく、特化珠サンダーの10万媒体ダイサンダーでもダイマすればHD無振りでも確定で耐えるので、ダイマの撃ち合いなら一方的にやられることはほぼありません。
ラプラスとダイマを撃ち合って勝とうと考える人は少数派で、ダイマや壁ターンをいなしつつ自らの後発ダイマで切り返すという勝ちパターンを描いて選出しているなという方が多いです。上記に挙げた①~④についてもどれも相手がダイマしていない時の行動です。
ということでラプラスを極力初手ダイマせずに後発から通すことを意識して構築を組むことにしました。
では後発から通すなら後ろにラプラスを置くのか?と言えばそうではありません。ラプラスを選出する時は基本的に初手に置いています。(ランドを後ろに隠してそうな気配がある時以外)
その理由は、ラプラスが初手ダイマを相手に意識させるため、撃ってくる技が限定されやすいからです。
例えばウーラオスが初手に来た場合、鉢巻ならダイマを切らずにラプラスを大幅に削りたい、襷なら削りを入れつつダイマターンを枯らしたいという意図があると思っています。ということは弱点保険のケアとか関係なく基本的にはインファイトを撃ちたいわけで、逆にインファイトを撃たない場面は、裏にHDポリ2等を置いていてダイマックスを誘発させたい時等です。B振りのラプラスならダイマをすればラオスのインファイトは余裕で耐えますが、襷だった時に2ターン枯らされる事を考えたら、相手の構築にもよりますが極力突っ込みたくはないです。
逆に襷ではないと分かっている、もしくは襷が潰れている状況であればダイマターンも1ターンしか消費しないので突っ込みやすいです。
インファイトを誘って後出しから受けつつ、襷を削りながら、ポリ2後投げされた場合でも割と余裕のある立ち回りのできるポケモンが居たら便利ですよね。
そんな器用なポケモンはなかなか居ないですよね…
いや居ました!
サンダーです!(このポケモン強すぎ)
優秀な種族値、タイプ、特性(今回は格闘技を撃つポケモンの機能を停止させたいため静電気)でHBに厚めに振ってゴツメを持たせて後投げすることで、襷を潰しながら3割で麻痺も狙えます。
麻痺したら最速ウーラオスでもS12振りラプラスより遅くなるので、こちら目線だとほぼ機能停止です。
ポリ2と対面した場合もかいでんぱを持たせることで安定します、と言いたいところですが結構凍らされます。とりあえずかいでんぱで誤魔化しは可能なので、凍らないことを祈りつつ自己再生のターンに有利対面を作れるように工夫しましょう。
上記①と②のポリ2の対策はなんとなく分かったけどハピラキはどうにもならなくない?と思った方、後述の裏エースで対応します。
③ですが、上位はサンダーでラプラスが倒せないことに気づいてる(と思う)ので、その上でサンダーを初手に投げてくる=かいでんぱと羽休めを絡めてダイマターンを枯らしたいという意図があると思っています。
実際ほとんどかいでんぱでした。弱保警戒なのかボルチェンすらほぼ撃たれませんでした。
なのでこれもサンダーを後投げしています。どんだけ器用なんだ。
構築の他の4体ですが、
サンダーと相性補完が取れていて、とんボルチェンができ、尚且つラプラスサンダーがどっちも苦手なウツロイドに強い水ウーラオスを採用。ラプラスのダイストリームから火力ブーストもできます。
持ち物は初手エスバを牽制できてウツロイドを上から叩けるスカーフにしました。水ラオスであることでラオスミラーにも強く、鉢巻悪ラオスも上からインファイトで確1で文句なしの性能。
その他はラプラスと組み合わせることで対面構築っぽくなり、ラプラスをより初手ダイマに見せかけることのできるミミッキュは確定(アッキミミと壁の相性も良い)
あと2枠
ここまでの4匹だと受け系のポケモンが辛く、上手くウーラオスを通さなければ上記の②のポケモン達(特にハピラキ)を突破するのは難しいです。ドヒドイデやナマコブシも厳しい。
そして色々な方のPTに採用されていて型が豊富なカプ・レヒレが地味に辛い。
一見有利対面ですが、火力のないサンダーだとサイクルで崩しきれないことも多いです。
そこで残り2枠はこれらの受けを意識した裏エース+受けを選出しにくくなる枠に割こうと決めました。
電気の一貫も切りたいし、ドヒドイデに隙を見せたくないので地面タイプに決定。
この時点でドリュウズとランドロスの2択に絞りました。ドサイドンはレヒレに一方的に弱いのでナシ。
基本選出がエース+ウーラオス+サンダーとなることを考えた時に、せめて裏くらいは弱点タイプをあまり被らせたくない、誘いやすいかいでんぱ持ちサンダーからの有効打が無いという理由でドリュウズを採用しました(暴風混乱は知らない)
これが大正解で、2000チャレ等で強烈な突破力を見せてくれました。ダイロック自体が環境に刺さっていたし、ダイロックを撃つことでほとんどのポケモンを上から叩けるようになるのが偉過ぎました。
残るラスト1枠は安易にポリ2を後投げさせたくない、受け攻め構築の受け駒の選出を極力減らしたかったので影ふみと積み技が強力なゴチルゼルを採用。
ゴチルゼルの採用によって、受け3攻め3の構築が攻め駒を3枚出してきたり、定数ダメージのあるラッキーしか出してこなかったりと、抜群の選出誘導力を発揮してくれました。
6体の並びは以下のようになりました。
サンダー
水ウーラオス
6体出揃ったところで、ラプラスが初手ダイマする際の懸念事項①~④をどのように対策しているか見てみます。
①襷ウーラオスや襷エスバに大幅に削られた上にダイマターンを2ターン消費
→サンダーを後投げして襷を潰しつつ麻痺を狙う、エスバミミラオスみたいな並びだった場合水ラオスを初手に置く。
②HDポリ2やラキハピ等の特殊耐久お化けを後投げされる
→ゴチルゼルで牽制。ラキハピがいる構築には極力ドリュウズを選出。サンダー後投げにポリ2合わせられたらかいでんぱしつつボルチェンで逃げる。
③初手がサンダーだったので弱保で切り返そうとしたらかいでんぱされた
→サンダーを後投げしこちらからもかいでんぱを送る。不毛な戦い過ぎる。
④ゴリランダーやパッチラゴン等ダイマラプラスを一撃で倒せる奴が初手にきた
→ドリュウズを初手に投げる。ゴリランダーだった場合はサンダーを後投げ。
このようなムーブを頭に入れて望んだわけですが、割と思い通りに行ったと思います。
タイプ受けしつつとんボルチェンで対面操作することによって、よりラプラスが通しやすくなった印象でした。
使用ポケモン
ラプラス@弱点保険 ※キョダイ個体
特性:シェルアーマー
性格:控えめ
実数値:205-×-131(244)-150(252)-115-82(12)
C・・・少しでも火力が欲しいため振り切り
S・・・麻痺した最速ウーラオス抜き
B・・・できるだけ硬くしたかったのであまりをぶっぱ
壁貼った後に急所で貫かれて負けるのが嫌だったためシェルアーマーを採用。
水技はほとんど撃たれなかったのでこれで良かったと思う。
ダイマした時の耐久が本当に凄かった。
環境に刺さっていたかは微妙だけど、頼れるエースでした!
サンダー@ゴツゴツメット
特性:静電気
性格:図太い
実数値197(252)×-143(196)-145-110-128(60)
技構成:ボルトチェンジ、暴風、怪電波、羽休め
S・・・+1で最速アーゴヨン抜き
HB・・・できるだけ硬く
ウーラオスに受け出して削るという役割があるため持ち物はゴツメで麻痺ったらラプラスで抜けるようになるため静電気で確定。
運ゲーの申し子。使っても使われても強い。
ウーラオスのついでにカミツルギの襷も多分たまに潰していた(と思う)。
ポリ2によく凍らされて突破された。
ウーラオス(連撃)@拘りスカーフ ※非キョダイ個体
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
実数値:175-200(252)-121(4)-×-80-149(252)
技構成:水流連打/インファイト/冷凍パンチ/蜻蛉返り
ASぶっぱ。
1舞したカイリューやドラパルトの上から叩き込める冷凍パンチは強かった。
プランが崩れた時に意外とダイマ切って勝ちを運んでくれた。
レヒレに打点が無いのがかなり辛かったが、技はこれで完結していると思った。
ミミッキュ@アッキのみ
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:143(100)-154(236)-109(72)-×-126(4)-129(100)
技構成:戯れつく、ゴーストダイブ、影撃ち、剣の舞
S・・・実数値128調整のポケモン抜き
もう少し耐久のある型を使っていたが、ミラーを意識してSに振った。
逆にミラー以外だとそんなに気にならなかったので、耐久に振っても良かったかも。
選出率は5位くらいと、今までミミッキュを使った中では一番少ない。出した試合では勿論活躍した。
ドリュウズ@命の珠
特性:砂かき
性格:意地っ張り
実数値:185-205(252)-81(4)-×-85-140(252)
ASぶっぱ
逃げ残った怪電波サンダーの前でよく剣の舞をしていた。剣の舞+ダイロックが決まるとほぼ勝ちだった。
最終日ランドロスが増えてきてきつかったが、それ以外には強かった。
ゴチルゼル@カゴのみ
特性:影踏み
性格:穏やか
実数値:175(236)-×-115-115-176(236)-90(36)
技構成:アシストパワー/コスモパワー/挑発/眠る
昔育成した個体。基本的にポリ2を嵌めたいため、HDに厚めに振っている。
今の環境なら正直HDぶっぱで良かった。
選出誘導力が凄く、ドリュウズやサンダーも合わせて居たからか、ドヒドイデは1回も選出されなかった。
ちなみにこのゴチルゼル、最終日は1回しか選出してない。
基本選出
ほぼ上記のような選出をしていました。
ラプラスが初手で通りそうで対面的に組みたい時は
のような選出をしていました。
※選出はあくまで一例で、並びによって微妙に変えたりしています。
苦手なポケモン
ラプラスいるからそこまで出てこないだろうと思っていたけど普通に結構出てくる。ラス1まで残されると結構きつい。
サンダーが火力がないので削りきれず、ドリュウズやミミッキュでなんとかするしかなかった。ラプラスのダイサンダーでも倒せたが、ダイマ切る前提だったのでなかなか厳しかった。
ダイマターンを枯らせばサンダーでなんとかなるが、+1の状態になるとサンダーウーラどっちも受けられないのできつかった。
最後に
今回はスペシャルサンクス居すぎるので割愛!
仲良くしてくださる皆さんいつも本当にありがとうございます!
今までランクマッチで開催された全ルールで最終レート2000以上、最終200位以内を達成できたので満足してます。最終3桁以上も8回目くらい。
新ルールでも結果を残せるよう、また沢山考察していきたいと思います。
皆さんこれからも切磋琢磨しつつ、ポケモンライフを楽しみましょう!
ここまで読んで頂きありがとうございました。